情報提供(敬称略):M.S.


それって口癖?

ネスティ「はあ‥‥‥ここは静かでいいな‥‥‥。」
アム「あら、ネスティ。こんなところにいたのね?」
ネスティ「下は騒がしくて、ゆっくり本も読めなくてな。
     落ち着ける場所で読書をしようかと。」
アム「確かにさっきまで、トリスやバルレルたちが
   デザートの取り合いをしていて大騒ぎだったものね。」
ネスティ「そうなんだ。 あいつら、いくら言っても聞かないからな。」
アム「ふふ、ほんとネスティも大変よね。
   ところでさっき、トリスに言ってたじゃない?
   『君はバカか?』って‥‥‥。」
ネスティ「ああ、言ったな‥‥‥。」
アム「それって口癖なの?」
ネスティ「はぁ、君までそんなことを言うのか、口癖ではない。
     周りにそう言わせるような人間が多いだけだ‥‥‥。
     僕だって、ちゃんとした相手には
     相応の敬意をもって接しているつもりだ。」
アム「そうなんだ!?」
ネスティ「なぜ驚く‥‥‥?」
アム「ごめんなさい。
   私ネスティのこと、ちょっと口が悪い人なのかと思ってた。」
ネスティ「それはひどい誤解だな‥‥‥。」
アム「だから謝ってるのに、もう。
   けど、相応の敬意か‥‥‥。」
ネスティ「それがどうしたんだ?」

アム「じゃあさ‥‥‥。」

『融機人』とは

ネスティ「アム‥‥‥、こんなところで夕涼みか?」
アム「あら、ネスティ‥‥‥。」
ネスティ「みんなはそろそろ夕飯にするみたいだが、君は行かないのか?」
アム「それが、私はちょっと胃の調子がよくないのよね。
   お薬はさっき飲んだけど、ご飯は後でいいかな。」
ネスティ「そうか‥‥‥なんにしろお大事に。」
アム「ええ、ありがとう。」

(ネスティ、座る)

アム「そうだネスティ、ちょっと聞いてみたかったんだけど、
   融機人<ベイガー>ってどういうものなの?」
ネスティ「融機人<ベイガー>について知りたいのか。
     でも、どうしてそんなことが気になるんだ?」
アム「どうしてって、ネスティが融機人<ベイガー>だって聞いたからよ。
   仲間のことをもっと知りたいと思うのは、自然なことでしょ?」
ネスティ「そうだな‥‥‥。 興味を持つことは、悪いことではないな‥‥‥。
     しかし、楽しい話でもないが‥‥‥。」
アム「‥‥‥?」
ネスティ「簡単に説明すると僕たち融機人<ベイガー>は機械と融合した人間だ。
     だから機械と人間、両方の特性をあわせ持っている。」
アム「へえ‥‥‥便利そうね。」
ネスティ「そう思うか? アムが思っているような、いいものでもないぞ?」
アム「え‥‥‥? どういうことなの?」
ネスティ「融機人<ベイガー>の一族は、機界ロレイラルの住人なんだ。
     だが自ら生み出した兵器でロレイラルを廃墟にし、
     リィンバウムに逃げ延びた‥‥‥。」
アム「そんなことが‥‥‥。」
ネスティ「ああ。しかし逃げ延びた先のリィンバウムも環境が合わなくて、
     定期的に薬を投与しないと、すぐに弱ってしまうんだ‥‥‥。」
アム「えっ、大変なことじゃないの!?」
ネスティ「ふふ‥‥‥自分たちで住処を壊したんだ。
     自業自得と笑われても同情されることじゃない。」
アム「けど、薬をずっと飲み続けないといけないなんて、ネスティ、つらくない?
   私なんて、薬を飲むのも苦手なのよね‥‥‥。
   今日は仕方ないけど、普段はできるだけ薬には頼りたくないもの‥‥‥。」
ネスティ「普通はそうかもしれないな。
     だが僕たちの場合は、そんなことをなげく資格もない。
     僕たち一族が引き起こした過去の罪に比べれば、
     こんなことは罰でもなんでもないからな‥‥‥。」
アム「そう‥‥‥。 ネスティにはそんな事情があったのね‥‥‥。」
ネスティ「ああ。それでも、生きて成し遂げなければならないことがあるんだ。」
アム「ねえ、こう言うとネスティは嫌がるかもしれないけど‥‥‥
   私にできることがあるなら、遠慮せずに言ってね?
   だって私たち、仲間でしょ?」
ネスティ「ありがとう、アム‥‥‥。
     アムに真実を伝えて、いろいろと吹っ切れた。
     今は融機人<ベイガー>としての自分を誇りに思うよ。」

最終決戦

エンディング「」


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Last-modified: 2018-08-05 (日) 11:41:00