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シーダ「‥‥‥こんな遠くまで、よく来たな だいぶ歩いただろ?」
ルエリィ「そうですね、一番近い街で鉄道を降りてから、二日くらい歩きました‥‥‥
     でも、途中からはフローテちゃんが案内してくれたし」
フローテ「べ、別に頼まれただけ‥‥‥」
シーダ「ありがとうな、フローテ」
フローテ「わ、わたし、むこーにいってる!」
ルエリィ「あいかわらずですねぇ‥‥‥
     ご無沙汰してます、シーダさん」
シーダ「おう‥‥‥アタシが役目を継ぐからっつって セイヴァールを離れて以来か?
    そんなに前のことでもないはずなのに、ずっと昔のことみたいに感じるな?」
ルエリィ「センパイたちの様子は、どうですか?」
シーダ「変わらないね 相変わらず、おだやかなもんさ
    疲れただろう? 向こうに小屋があるから、一休みするといい
    何もないところだが、お茶くらいは出すぞ」
ルエリィ「いえ‥‥‥ 先に、センパイたちに挨拶させてください
     あたし、そのためにここまで来たんですから」
シーダ「やれやれ、あれから時間が経って 大人になっただろうと思ったら
    そういうところは、変わってないんだな」
ルエリィ「‥‥‥はい」
シーダ「アルミネスの樹は邪気を払う これは大昔から言われていることで、
    事実、学園に株分けされたアルミネスの樹が 前の戦いの際に冥土を退ける役に立っていた
    ‥‥‥とはいえ、限度を越えた邪気が相手なら 限度を超えた時間がかかるのが道理だ
    いくらここの樹が、すべてのアルミネスの樹の祖たる、はじまりの大樹だとしても
    今日明日にあいつらがよみがえるってわけにもいかないんだ」
ルエリィ「わかってますよ 覚悟も、してます」
シーダ「そうか‥‥‥ 強いな、お前」

あの最後の戦いの後、センパイと ギフト‥‥‥さんは、
結晶化した冥土の中に閉じ込められてしまった
以来、センパイたちは、まるで時間が止まったように、
お互いの体を抱きしめたまま、結晶の中で眠り続けている

ルエリィ「‥‥‥だからこそ、あたしは、立派な召喚師になることを決めたんです
     いつかセンパイが戻ってきたとき、胸を張っておかえりなさいを言えるように
     センパイが守りたかったもののすべてを、その日まで代わりに守れるように
     ‥‥‥だから、待てます いつまででも、待ってみせますよ」
ダイス「ルエリィ!」
ルエリィ「久しぶり、ダイスくん ちょっと大きくなった?」
ダイス「うん、久しぶり‥‥‥ ボクは、何も変わってないよ
    こうしてここで、なにもできずに兄さんの帰りを待ってるだけさ‥‥‥」
ルエリィ「ダイスくん‥‥‥」
ダイス「ルエリィのほうこそ、最近はすごい活躍しているそうじゃない
    アベルトからの手紙によれば、セイヴァールの召喚師の期待の星だとか?」
ルエリィ「やだな、それは大げさだよ まだまだかなわない人、大勢いるもん
     ‥‥‥あの日のセンパイに追いつけた気も、ぜんぜんしないし、ね」
ダイス「ルエリィ‥‥‥」
ルエリィ「それよりセンパイのところに案内してくれないかな
     ずっと会ってなかったから、少しでも早く顔が見たくて」
ダイス「‥‥‥うん、こっちだよ」


結晶の中のセンパイは、記憶の中のあの日から何も変わっていなかった
優しくて、穏やかな‥‥‥あたしの大好きな笑顔を浮かべたままだった
そして、もう一人‥‥‥センパイに寄り添うギフト、さんは、安らいだ顔をしている
見ていると、不思議とあたしの心まで落ち着いてくるような‥‥‥
それでいて、センパイのあの笑顔が、あたしでも仲間の誰でもなく、
ギフトさんに向けられていることに 嫉妬したくなるような、
そんな、不思議な気持ちになってくる

センパイ‥‥‥ お久しぶりです
見えますか? あたし、あのあと、正式な召喚師になれたんです
いつセンパイが帰ってきても大丈夫なように、一生懸命、セイヴァールを守ってます
センパイの大好きだった街が、センパイを大好きだった街が、
帰ってきたセンパイを、優しく迎えてくれるように
だから‥‥‥だから‥‥‥
いつかは、帰ってきてくれると‥‥‥

「信じて、いいですよね?」



響友との会話部差分
カゲロウ「ルエリィ!」
ルエリィ「久しぶり、かげろー ちょっと大きくなった?」
カゲロウ「ああ、久しぶり‥‥‥ おいらは、まあ、何も変わってないさ
     こうしてここで、なにもできずに 兄貴の帰りを待ってるだけさ‥‥‥」
ルエリィ「かげろー‥‥‥」
カゲロウ「ルエリィのほうは、凄いらしいな 最近は召喚師として大活躍中してるんだろ?
     今のセイヴァールで一番の使い手だって アベルトが手紙で言ってたぞ?」
ルエリィ「やだな、それは大げさだよ まだまだかなわない人、大勢いるもん
     ‥‥‥あの日のセンパイに追いつけた気も、ぜんぜんしないし、ね」
カゲロウ「ルエリィ‥‥‥」
ルエリィ「それよりセンパイのところに案内してくれないかな
     ずっと会ってなかったから、少しでも早く顔が見たくて」
カゲロウ「‥‥‥おう、こっちだ」

スピネル「ルエリィさん!」
ルエリィ「久しぶり、すぴちゃん ちょっと大きくなった?」
スピネル「お久しぶりです わたしは、何も変わってませんよ
     兄さまたちの帰りを、ただ待ち続けてるだけ あははは‥‥‥情けないです‥‥‥」
ルエリィ「すぴちゃん‥‥‥」
スピネル「ルエリィさんのほうは、召喚師として大活躍中なんですよね?
     今のセイヴァールで一番活躍してる召喚師だと アベルトさんが手紙で言ってましたよ」
ルエリィ「やだな、それは大げさだよ まだまだかなわない人、大勢いるもん
     ‥‥‥あの日のセンパイに追いつけた気も、ぜんぜんしないし、ね」
スピネル「ルエリィさん‥‥‥」
ルエリィ「それよりセンパイのところに案内してくれないかな
     ずっと会ってなかったから、少しでも早く顔が見たくて」
スピネル「‥‥‥はい、こっちです」

ペリエ「るえりぃ!」
ルエリィ「久しぶり、ぺりちゃん ちょっと大きくなった?」
ペリエ「ん、ひさしぶり ‥‥‥ぺりえは、なにもかわってない
    おにいちゃんのこと、しんじて まってる‥‥‥ただ、それだけ‥‥‥」
ルエリィ「ぺりちゃん‥‥‥」
ペリエ「るえりぃは、すごくがんばって すごくなってるって、きいた」
    せいばーるで、いちばんがんばってるって あべるとが、てがみでいってた」
ルエリィ「やだな、それは大げさだよ まだまだかなわない人、大勢いるもん
     ‥‥‥あの日のセンパイに追いつけた気も、ぜんぜんしないし、ね」
ペリエ「るえりぃ‥‥‥」
ルエリィ「それよりセンパイのところに案内してくれないかな
     ずっと会ってなかったから、少しでも早く顔が見たくて」
ペリエ「‥‥‥ん、こっち」


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Last-modified: 2013-06-19 (水) 00:00:00