**第1話 [#e2e8dd7f]
アルカ「ふう‥‥‥やっぱり、ここは落ち着くなあ」~
ペリエ「おねえちゃん? ‥‥‥やっぱり、ここにいた~
    やねのうえ、たちいりきんし また、おこられちゃう」~
アルカ「ペリエもおいでよ  風が気持ちいいよ」~
ペリエ「む‥‥‥まさか、きょうはんに、される?~
    ゆうわくにさからえない、じぶんのよわさがにくい‥‥‥」~
~
ペリエ「んっ‥‥‥いいかぜ~
    おねえちゃんのばしょ すごく、きもちいい~
    ‥‥‥でも、おおやにみつかったら すごくおこられる~
    ここにきてから なんねんもたってるのに、~
    おねえちゃん、ここ、のぼるのやめようとしない~
    そろそろ、おおやがほんきだす」~
アルカ「あはは、それは怖いね」~
ペリエ「‥‥‥ここにきてから なんねんもたってるけど、~
    おねえちゃん、ぜんぜんかわらない」~
アルカ「ん、そうかな?~
    ペリエは、変わったよね 初めて会った時にはあんなに小さかったのに」~
ペリエ「おかげさまで、りっぱにそだちました でも、だいじょうぶ~
    ぺりえ、なかみは、ぜんぜんかわってない」~
アルカ「二人そろって成長がないっていうのは、考えものかもしれないけれど‥‥‥~
    ま、いいか 改めて、これからもよろしくね、ペリエ」~
ペリエ「‥‥‥びっくり とつぜん、なに?」~
アルカ「いやあ、ほら、なんとなく明日から大変なことになりそうな予感がして」~
ペリエ「んむ‥‥‥いぇんふぁ、だっけ?~
    なんだか、すぐにおこりそうなひと」~
アルカ「それもあるけど、他にもいろいろ起こりそうな気がするの~
    でも、何があっても、力をあわせて乗り切っていこうね?」~
ペリエ「ん~
    だいじょうぶ ぺりえは、ずっと、そばにいる」~
アルカ「うん、信頼してる」~
ペリエ「あっ‥‥‥~
    いきなり、あたまなでるの、その、なんていうか」~
アルカ「ん? ああ、ごめんごめん 子ども扱いしちゃったかな」~
ペリエ「あ‥‥‥~
    その‥‥‥ちょっとだけ、なら、なでても、いい」~
アルカ「そう? じゃあ、お言葉に甘えて」~
ペリエ「‥‥‥むふー まんぞく~
    でも、すこしさむい そろそろ、ねる~
    おねえちゃんも、はやくねよう」~
アルカ「うん、わかってるよ」~
ペリエ「‥‥‥おやすみ」~
~
おやすみなさい‥‥‥ そして、また明日‥‥‥

**第2話 [#i16fc572]
アルカ「今日は残念だったね 記憶、取り戻せたかもしれなかったのに」~
ペリエ「べつに、いい きたい、してなかったし~
    これまでも、いろいろやって、ぜんぶ、だめだったし」~
アルカ「そうだよね‥‥‥ がんばってたよね~
    メイトルパについて書かれた本をいろいろ読んでみたり~
    学園じゃ、クラスメイトの幻獣種にいろいろ話を聞いてみたり」~
ペリエ「でも、だめだった ぺりえのおもいで、きっと、すごくがんこ~
    だから、こんかいもだめなきは さいしょからしてた」~
アルカ「ペリエ‥‥‥」~
ペリエ「でも、べつにいい むかしはむかし、いまはいま~
    おねえちゃんがいないころのおもいで、そんなにだいじじゃない~
    ‥‥‥そういうことに、する」~
アルカ「うん‥‥‥」~
~
強がりを言ってはいるけど、やっぱり気にしてるんだろうな‥‥‥

**第3話 [#se7a4a0b]
ペリエ「ぺりえ、かんがえた~
    どんなとりも、そらからおちる でも、ほとんどのとりは、またとべる」~
アルカ「‥‥‥なに、いきなり」~
ペリエ「だから、おねえちゃんも、またとぶ~
    ちょっとおっこちたくらいで、とべなくなったりしない」~
アルカ「‥‥‥あ、なるほど 励ましてくれてるのね~
    大丈夫だよ、そんなにへこんでるわけじゃないから」~
ペリエ「‥‥‥うそ?」~
アルカ「本当だよ ちょっと考え事はしてたけどね~
    わたしはまだ未熟者なんだなあとか、まだまだエルストさんには遠いなあとか」~
ペリエ「‥‥‥ぺりえも、がうでぃみたく おねえちゃんのちからになりたい‥‥‥」~
アルカ「お互い、高い目標を持っちゃったものだよね」~
ペリエ「それでも、ちゃんととべば、いつかはなれる?」~
アルカ「うん、もちろん 明日からまた、がんばらないとね~
    今日の失敗を取り戻して、すぐその先を目指さないと~
    一緒に頑張ろうね、ペリエ」~
ペリエ「‥‥‥んっ!」~
~
‥‥‥そう、落ち込んでるヒマなんてない わたしはペリエと一緒に頑張るんだ‥‥‥!

**第4話 [#f12db2fb]
ペリエ「ぬー、きょうは、たいへんだった のんびりできなかった~
    がくえんいったり、でっかいのとたたかったり~
    つくえのまえで、わーわーいってたの、とおい、むかしのことみたい」~
アルカ「ほんとだよ 今日はすっごく疲れた‥‥‥~
    だいたい、召喚師の仕事っていうのは異種族間のもめごとを解決とか予防することで~
    ああいった人たちと正面からやりあうのは専門外だと思うんだけどなあ‥‥‥」~
ペリエ「んむー、おしごとは らくなほうがいい~
    ‥‥‥でも、えるすととがうでぃは、たたかうしごとも、ちゃんとしてた~
    あのひ、すごいてきをあいてにして、ぺりえたちをまもって、たたかってた」~
アルカ「ああ‥‥‥うん、確かにそうだね~
    闘いが向こうからやってくるんだから、愚痴を言ってても仕方がないか」~
ペリエ「ん!」~
アルカ「よぉし、そうと決まったら、明日のために寝よっ~
    明日もきっと、忙しい一日になる! そんな気がする!」~
ペリエ「‥‥‥ちょっと、こまった おねえちゃんの、そういうかん、よくあたる」~
~
‥‥‥こんなことを言っておいてなんだけど、どうか明日が穏やかな一日でありますように

**第5話 [#x09ea579]
ペリエ「きょうのるえりぃには、ちょっとびっくり」~
アルカ「まったくね、あの子はつくづく、わたしたちの予想を裏切ってくれるなあ~
    うかうかしてたら、すぐに追い抜かれるかもしれないね?」~
ペリエ「んむー‥‥‥それは、いいことかもしれない」~
アルカ「そう?」~
ペリエ「ぺりえたちは、えるすととかがうでぃたちみたいになる~
    るえりぃたちは、そんなぺりえたちみたいになる~
    りっぱなしょうかんしとくろすが、たくさんふえる‥‥‥いいこと!」~
アルカ「そっか‥‥‥確かに、そうだね~
    誰かと勝負してるわけでもないし、みんな目指すところは違ってないんだから、~
    無理に焦ったりしなくてもいいよね」~
ペリエ「‥‥‥んっ!」~
(バサッ)~
アルカ「わっ‥‥‥っとと、どうしたの、急に抱きついたりして」~
ペリエ「やっぱり、るえりぃがえらくなるの、ちょっとやだ!」~
アルカ「え?」~
ペリエ「るえりぃがえらくなったら、おねえちゃんに、ひっついてくる!~
    ぺりえにはわかる! るえりぃは、ゆだんならない!」~
アルカ「‥‥‥えーと?」~
ペリエ「ひっついていいのは、ぺりえだけ!~
    るえりぃにだって、ゆずれない!」~
アルカ「‥‥‥やれやれ」~
~
めずらしく立派なことを言ったと思ったら、やっぱり甘えん坊か‥‥‥~

**第6話 [#x2f55aa0]
ペリエ「ん‥‥‥きょうのおつきさま、いつもより、きれい」~
アルカ「ほんとだ‥‥‥雲がないからかな? 星の光も、いつもより輝いて見えるよ」~
ペリエ「おねえちゃん、だっこ」~
(ドサッ)~
アルカ「え? あ、こら」~
ペリエ「むふー きもちいい~
    こんや、ここでねない?」~
アルカ「ダメだよ、たしかに気持ちいいけど、夜風は体によくないんだ~
    ヘンに体を壊したりしてもつまらないでしょ?」~
ペリエ「むー‥‥‥それは、やだ~
    でも、さいきん、ひるまはいそがしくて ひなたぼっこ、できてない~
    もっと、そとで ごろごろしたい」~
アルカ「そういば、最近ぜんぜん余裕なかったなぁ‥‥‥~
    じゃあ、今度、みんなを誘ってピクニックにでも行こうか~
    日当たりのいいところで、お弁当食べて、ごろごろしよう~
    だから今日のところは、ちゃんとベッドに戻って寝ること」~
ペリエ「んむー‥‥‥ たまごやき、つくる?」~
アルカ「うん、もちろん ペリエの好きな、甘いやつをね」~
ペリエ「ふむ! てをうとう!」~
~
そういえば、最近のペリエはよく、太陽の方を見てぼーっとしてたな‥‥‥~
たまには、思う存分 日光浴させてあげないとね、うん~

**第7話 [#vde90548]
ペリエ「おねえちゃんがたくさん ぎふとたちのこと、はなしてくれたから、~
    あったことなかったけど、なんだか、よくしってるひとみたいなきがしてた~
    だから‥‥‥きょう、ぎふとが こえかけてくれたとき、うれしかった~
    ‥‥‥うれしかった、のに‥‥‥」~
アルカ「彼に、何があったんだろう?」~
ペリエ「おねえちゃんがわからないなら、ぺりえにもわからない~
    ぺりえにもわからないんだから、たぶん、だれにもわからない」~
アルカ「そう‥‥‥だよね~
    次に会った時に、本人に問いただすしかないか」~
ペリエ「んむ! ぎふと、ぜったいまた、でてくる!~
    こんどこそつかまえて、ぜんぶしゃべらせる!」~
アルカ「うん、そうだよね」~
~
きっと、それが、彼の友達として わたしがするべきことなんだよね‥‥‥~

**第8話 [#x855db93]
ペリエ「‥‥‥」~
アルカ「‥‥‥」~
ペリエ「きょうは、つかれた いろいろ、おこりすぎ」~
アルカ「うん‥‥‥ 頭の中が、ぐるぐるしてる~
    まさか、本当に学園が襲撃を受けるなんて‥‥‥」~
ペリエ「そんなの、できるなんておもってなかった~
    しんくのくさりは、ぺりえたちのよそうを、うわまわってる~
    ‥‥‥それに、ぎふとが‥‥‥」~
アルカ「そうだね 彼も、恐ろしい敵の一人だ」~
ペリエ「ぺりえたちに、とめられる?」~
アルカ「わたしたちが、止めるんだ それだけだよ」~
ペリエ「‥‥‥うん!」~
~
止めないと、いけないんだ‥‥‥!~

**第9話 [#ta2476dc]
ペリエ「うぐぐぐぐ‥‥‥」~
アルカ「ええと‥‥‥大丈夫、ペリエ?」~
ペリエ「だいじょうぶじゃない おねえちゃんのかお、みれない」~
アルカ「そんなこと言ってないで、こっちに来なよ、ほら」~
ペリエ「わふっ!?」~
(ばすっ)~
ペリエ「‥‥‥ごういん」~
アルカ「だっこしてあげたら、ペリエは素直になるって知ってるからね」~
ペリエ「むー‥‥‥」~
アルカ「怖かったんでしょ? あなたの中にあったかもしれない、冥土のことが」~
ペリエ「‥‥‥ん~
    めいどが、そのうちおおきくなるかもって、おもった~
    ぺりえだけじゃなくて、おねえちゃんものみこむかもって~
    そしたら、あたまがぐるぐるってなって~
    ‥‥‥いま、また、ぐるぐるってなった」~
アルカ「もう‥‥‥何を心配してるんだか~
    ペリエがわたしを心配してるのと同じくらいには~
    わたしだってペリエのことを心配なんだよ~
    相談もなしに遠いところに行かれたら、それだけでどうにかなっちゃうよ」~
ペリエ「‥‥‥あまえんぼう?」~
アルカ「もしかしたら、そうなのかもしれないね」~
ペリエ「ん‥‥‥わかった~
    ぺりえがいなくなると、おねえちゃんは、さびしくてなきだす~
    かわいそうだから ぺりえは、ずっとそばにいる~
    ずっと‥‥‥ずっと、いっしょ‥‥‥」~
アルカ「うん‥‥‥」~
~
ペリエ、ちょっとふるえてたな‥‥‥~

**第10話 [#t74e6a54]
ペリエ「おねえちゃん!?」~
アルカ「ん‥‥‥あれ、ペリエ どうしたの、血相変えて」~
ペリエ「どうかしたのは、おねえちゃんのほう!~
    ‥‥‥ふらふらしてて、いまにもとんでいっちゃいそう」~
アルカ「ああ‥‥‥さすがに、今日エルストさんに言われたことがショックでね~
    本当にエルストさんが、わたしたちに言ったことを、間違いだって悔いてるなら~
    今ここにいるわたしたちは何なんだろうって考えたら、気持ちが落ち込んじゃってさ‥‥‥」~
ペリエ「うーん‥‥‥あんまり」~
アルカ「あんまりって‥‥‥ペリエは、何とも思わないの?」~
ペリエ「ちょっと、むかついた」~
アルカ「ちょっと!?」~
ペリエ「ぺりえが、いちばんしんじてるのは、おねえちゃん~
    にばんめのひとに、おねえちゃんをばかにされたら、むかつく~
    それだけ」~
アルカ「それだけって‥‥‥」~
ペリエ「おねえちゃんのこと、しんじていれば、きもちが、あったかくなる~
    いまさら、やめらんない ぎゅー」~
(ばふっ)~
アルカ「もうっ、こら、いきなり抱きついちゃダメ」~
ペリエ「おねえちゃんは、あったかくならない?」~
アルカ「それは‥‥‥」~
~
‥‥‥そんなの、あったかいに決まってるじゃない~
まったく、これだからペリエにはかなわないんだよね‥‥‥~

**第11話 [#m782187a]
ペリエ「むー‥‥‥」~
アルカ「あれ? もしかして、不機嫌?」~
ペリエ「あいつ、また、ぺりえのこと、ちびっていった!~
    ぺりえ、あいつきらい!」~
アルカ「あいつって‥‥‥ そうか、アトシュのことね」~
ペリエ「あんなやつ、なまみずのんで、おなかこわしちゃえばいいんだ!」~
アルカ「地味に厳しいこと言うね‥‥‥~
    それでも、今日はそのおかげで、戦いに勝てたでしょ?」~
ペリエ「む‥‥‥~
    おねえちゃんがあいつをしんじるなら、もちろん、ぺりえもしんじる~
    けど、やっぱり、あいつきらい~
    ふるいおさかなたべて、おなかこわしちゃえばいい!」~
アルカ「また厳しいこと言う‥‥‥」~
ペリエ「あべるとが、まえに、いってた きらいなのは、わるいことじゃないって~
    すきってきもちをもってるひとは、おなじくらい、なにかをきらいであたりまえ~
    だいじなのは、きらいをりゆうに てきをつくらないことだって~
    きらいなままでも、なかよくいっしょにたたかえることだって」~
アルカ「‥‥‥アベルトらしいっていうか‥‥‥ 時々すごく難しいこと言うよね‥‥‥」~
ペリエ「ぺりえ、ちゃんとだいじなこと、まもったよ~
    だから、あたま、なでる」~
(なでる)~
アルカ「うん、えらいえらい」~
ペリエ「にへ~
    ‥‥‥おねえちゃん、だいすき」~
アルカ「わたしもだよ」~
~
大人びた考え方もできるようになってきたみたいだけど~
やっぱり、ペリエはペリエだな‥‥‥~

**第12話 [#d5c5c77b]
ペリエ「けっきょく、ぺりえはなんだったんだろう~
    めいとるぱのいきもの、だとおもってた~
    けど、ちがった~
    あのしろいばしょ、めいとるぱじゃなかった~
    ぺりえは‥‥‥なんか、へんなぴかぴかだった」~
アルカ「やっぱり、不安かな?」~
ペリエ「ん‥‥‥~
    あんまり、かんがえたくない むねが、きゅってなる~
    べんきょうしても、べんきょうしても、あのしろいばしょのこと、わからなかった~
    さがしても、さがしても、ぺりえのなかま、みつからなかった~
    ものまねのてんしにおねがいしても、ぺりえのきおく、もどってこなかった~
    ‥‥‥そのりゆうが、わかっちゃったから~
    ぜんぶぜんぶ、むだだったんだって、わかっちゃったから、だからっ!」~
アルカ「落ち着いて、ペリエ」~
ペリエ「わふっ!?~
アルカ「大声出したら、大家さんにまた屋根に上ってること、ばれちゃうよ」~
ペリエ「‥‥‥むぐーっ」~
アルカ「気にしなくていいの~
    あなたが何者だったとしても、誰一人、態度を変えたりしないよ~
    あなたの出身がどこでも、あなたの正体が何でも、~
    怒った大家さんは容赦してくれないよ」~
ペリエ「‥‥‥むぐー」~
アルカ「そしてもちろん、わたしだって一緒~
    何があっても、ずっとそばにいるよ」~
ペリエ「むぐ‥‥‥ほんと?」~
アルカ「ええ、本当~
    ペリエ自身が嫌だって言っても、わたしはあなたを離すつもりはないからね?~
    何せペリエは、わたしの何より大切な妹で、自慢の響友なんだから」~
ペリエ「‥‥‥ん‥‥‥」~
~
‥‥‥ペリエ、震えてた よっぽど不安なんだね‥‥‥~

**第14話 [#k28c2cbb]
''好感度4以上''~
''好感度4・5''~
ペリエ「もうすぐ、たたかいがおわる」~
アルカ「うん‥‥‥ようやく、だね~
    わたしたちが子どものころには、もう始まっていた戦い~
    わたしたちが出会ったことも、この戦いの一部だった‥‥‥んだっけ」~
ペリエ「それだけじゃ、ない、ぺりえがうまれたことも、そう~
    ぺりえは、うまれてからいままで、ぜんぶのじかんが、このたたかいのいちぶ」~
アルカ「‥‥‥悔しいとか、思ってる?」~
ペリエ「ん、ちょっとだけ でも、だいじょうぶ~
    ぺりえをしんじてくれてるひとがいる、だから、ぜったいだいじょうぶ」~
アルカ「じゃあ、その後の話をしよう」~
ペリエ「‥‥‥あと? あと?」~
&color(#cc6666){アルカ「%%%ペリエがペリエとして生きてきたこれまでの時間のすべてが、戦いの一環だった‥‥なら、%%%};~
    &color(#cc6666){%%%戦いが終わった後の時間を全部、このままわたしがもらってもいいかな%%%」};~
&color(#cc6666){ペリエ「%%%‥‥‥んー?%%%」};~
アルカ「いまさらだけど、言っておかないといけない大切な言葉を思い出したの~
    わたしはペリエが好きで、これからも一緒にいたいと思ってる~
    そして、あなたも同じ気持ちでいてくれてるって~
    自信過剰かもしれないけど、勝手に信じてる~
    どうかな?」~
ペリエ「む‥‥‥そのしつもんはずるい、ぺりえのこたえ、ひとつしかない」~
アルカ「それでも答えを言葉でほしくなる時はあるものなのよ」~
ペリエ「むー‥‥‥わかった、でも、いっかいしかいわない!~
    ‥‥‥だいすき~
    ‥‥‥あう、なんどもいったことばなのに、なんだかこんかいだけ、すごくはずかしい」~
アルカ「‥‥‥」~
ペリエ「あ、こら! てれるくらいなら、さいしょからいわせるなー!」~
~
明日は、最後の決戦 何が起こるのか、想像もつかないけど‥‥‥~
わたしたちは、必ず生きて帰ってくる そして、一緒にこれからの時間を過ごす~
わたしたち二人の心が響き合い選び取った、他の誰の仕組んだものでもない、~
そういう二人の時間を‥‥‥~
~
----
~
''好感度3以下''~
''好感度3''~
ペリエ「もうすぐ、たたかいがおわる」~
アルカ「うん‥‥‥ようやく、だね~
    わたしたちが子どものころには、もう始まっていた戦い~
    わたしたちが出会ったことも、この戦いの一部だった‥‥‥んだっけ」~
ペリエ「それだけじゃ、ない、ぺりえがうまれたことも、そう~
    ぺりえは、うまれてからいままで、ぜんぶのじかんが、このたたかいのいちぶ」~
アルカ「‥‥‥悔しいとか、思ってる?」~
ペリエ「ん、ちょっとだけ でも、だいじょうぶ~
    ぺりえをしんじてくれてるひとがいる、だから、ぜったいだいじょうぶ」~
アルカ「じゃあ、その後の話をしよう」~
ペリエ「‥‥‥あと? あと?」~
アルカ「いまさらだけど、言っておかないといけない大切な言葉を思い出したの~
    わたしはペリエが好きで、これからも一緒にいたいと思ってる~
    そして、あなたも同じ気持ちでいてくれてるって~
    自信過剰かもしれないけど、勝手に信じてる~
    どうかな?」~
ペリエ「む‥‥‥そのしつもんはずるい、ぺりえのこたえ、ひとつしかない」~
アルカ「それでも答えを言葉でほしくなる時はあるものなのよ」~
ペリエ「むー‥‥‥わかった、でも、いっかいしかいわない!~
    ‥‥‥だいすき~
    ‥‥‥あう、なんどもいったことばなのに、なんだかこんかいだけ、すごくはずかしい」~
アルカ「‥‥‥」~
ペリエ「あ、こら! てれるくらいなら、さいしょからいわせるなー!」~
~
明日は、最後の決戦 何が起こるのか、想像もつかないけど‥‥‥~
わたしたちは、必ず生きて帰ってくる そして、一緒にこれからの時間を過ごす~
わたしたち二人の心が響き合い選び取った、他の誰の仕組んだものでもない、~
そういう二人の時間を‥‥‥~

**ED [#n41feaf4]
''好感度4以上''~
''好感度4・5''~
アルカ「ふあ‥‥‥あふう こんな時間に起きると、さすがに眠いよ‥‥‥~
    二度寝したいところだけど、そういうわけにもいかないよね~
    ちょっと、目を覚ましに行ってこよ‥‥‥」~
~
アルカ「うわぁ‥‥‥ いい眺め‥‥‥~
    そういえば、こんな時間にここに来たことはなかったっけ~
    ちょっと時間を変えただけなのに、見慣れた光景が、新鮮に見えるなぁ‥‥‥」~
ペリエ「あふ‥‥‥ おねえちゃん、なにしてる?~
    もうすぐ、しゅっぱつのじかん はやく、えきにむかうべき」~
アルカ「分かってるよ、でもあと少しだけこの街を眺めさせて~
    次にセイヴァールに戻ってこれるのは何年も先のことになるかもしれないし」~
ペリエ「らいる‥‥‥なんだっけ? ぺりえたちを、よんでるのは」~
アルカ「ライル機関、だね‥‥‥ロレイラル出身者が中心になった研究機関、だっけ~
    また冥土の脅威がこの世界を襲うのに備えて わたしたちの力を分析したいって」~
ペリエ「‥‥‥やくにたてるのは、うれしいけど、やっぱり、ここをはなれるの、さびしい」~
アルカ「わたしもだよ セイヴァールは第二の故郷だもんね~
    というか、第一と第二の故郷以外、どこにも行ったことないんだけど」~
ペリエ「それでも、いく?」~
アルカ「さっきペリエが自分で言ってたでしょ? わたしたちが役に立てるんだから~
    それだけで、行かない理由はないよ」~
ペリエ「んむ‥‥‥」~
アルカ「やっぱり、不安?」~
ペリエ「んむ、でもだいじょうぶ おねえちゃん、いっしょだから~
    ずっとずっといっしょだから、ぺりえは、だいじょうぶ」~
アルカ「うん、そうだね‥‥‥わたしも、ペリエが一緒なら、どこへ行っても大丈夫」~
ペリエ「ん! ‥‥‥そんなおねえちゃんに、はい、これあげる」~
アルカ「わ、花のかんむり? ありがとう! これ、ペリエが作ったの?」~
ペリエ「「まてぃおら」のはな のうじょうではたらいて、わけてもらった~
    まちをでるまえに、おねえちゃんに、きもち、つたえたかったから」~
アルカ「ペリエ‥‥‥ ど、どうしよう、うれしくて泣きそう‥‥‥~
    ぎゅってしていい?」~
ペリエ「だめ、いそがないと れっしゃにのりおくれる」~
アルカ「そんなあ‥‥‥」~
ペリエ「だいじょうぶ、ぺりえはいつでも おねえちゃんのそばにいる~
    これからずっと、いつでも、おねえちゃんをぎゅっとしてあげるから」~
アルカ「うう‥‥‥ やっぱり、泣きそうだよ‥‥‥」~
~
ぺりえが、ここにいるということ いきて、かんがえて、うごいているということ~
おねえちゃんにあったのが、ぺりえのぜんぶのはじまり~
なまえも、すがたも、いのちも、ぜんぶぜんぶ、おねえちゃんにもらった~
もし、あのとき、おねえちゃんが ぺりえのまえにおちてこなかったら~
わたしはいまごろ、なにになってた?~
かんがえれば、かんがえるほど、こわくなる でも、おなじくらいうれしさでいっぱいになる~
おねえちゃん‥‥‥ぺりえとであってくれて、ありがとう~
ぺりえをかたちづくってくれて、ありがとう ぺりえとあゆんでくれて、ありがとう~
~
「ぺりえとひびきあってくれて、ほんとうに、ありがとう!~
%%%おねえちゃん、だいすき!%%%」~
~
----
~
''好感度3以下''~
''好感度3''~
アルカ「ふあ‥‥‥あふう こんな時間に起きると、さすがに眠いよ‥‥‥~
    二度寝したいところだけど、そういうわけにもいかないよね~
    ちょっと、目を覚ましに行ってこよ‥‥‥」~
~
アルカ「うわぁ‥‥‥ いい眺め‥‥‥~
    そういえば、こんな時間にここに来たことはなかったっけ~
    ちょっと時間を変えただけなのに、見慣れた光景が、新鮮に見えるなぁ‥‥‥」~
ペリエ「あふ‥‥‥ おねえちゃん、なにしてる?~
    もうすぐ、しゅっぱつのじかん はやく、えきにむかうべき」~
アルカ「分かってるよ、でもあと少しだけこの街を眺めさせて~
    次にセイヴァールに戻ってこれるのは何年も先のことになるかもしれないし」~
ペリエ「らいる‥‥‥なんだっけ? ぺりえたちを、よんでるのは」~
アルカ「ライル機関、だね‥‥‥ロレイラル出身者が中心になった研究機関、だっけ~
    また冥土の脅威がこの世界を襲うのに備えて わたしたちの力を分析したいって」~
ペリエ「‥‥‥やくにたてるのは、うれしいけど、やっぱり、ここをはなれるの、さびしい」~
アルカ「わたしもだよ セイヴァールは第二の故郷だもんね~
    というか、第一と第二の故郷以外、どこにも行ったことないんだけど」~
ペリエ「それでも、いく?」~
アルカ「さっきペリエが自分で言ってたでしょ? わたしたちが役に立てるんだから~
    それだけで、行かない理由はないよ」~
ペリエ「んむ‥‥‥」~
アルカ「やっぱり、不安?」~
ペリエ「んむ、でもだいじょうぶ おねえちゃん、いっしょだから~
    ずっとずっといっしょだから、ぺりえは、だいじょうぶ」~
アルカ「うん、そうだね‥‥‥わたしも、ペリエが一緒なら、どこへ行っても大丈夫」~
ペリエ「ん! ‥‥‥そんなおねえちゃんに、はい、これあげる」~
アルカ「わ、花のかんむり? ありがとう! これ、ペリエが作ったの?」~
ペリエ「「まてぃおら」のはな のうじょうではたらいて、わけてもらった~
    まちをでるまえに、おねえちゃんに、きもち、つたえたかったから」~
アルカ「ペリエ‥‥‥ ど、どうしよう、うれしくて泣きそう‥‥‥~
    ぎゅってしていい?」~
ペリエ「だめ、いそがないと れっしゃにのりおくれる」~
アルカ「そんなあ‥‥‥」~
ペリエ「だいじょうぶ、ぺりえはいつでも おねえちゃんのそばにいる~
    これからずっと、いつでも、おねえちゃんをぎゅっとしてあげるから」~
アルカ「うう‥‥‥ やっぱり、泣きそうだよ‥‥‥」~
~
ぺりえが、ここにいるということ いきて、かんがえて、うごいているということ~
おねえちゃんにあったのが、ぺりえのぜんぶのはじまり~
なまえも、すがたも、いのちも、ぜんぶぜんぶ、おねえちゃんにもらった~
もし、あのとき、おねえちゃんが ぺりえのまえにおちてこなかったら~
わたしはいまごろ、なにになってた?~
かんがえれば、かんがえるほど、こわくなる でも、おなじくらいうれしさでいっぱいになる~
おねえちゃん‥‥‥ぺりえとであってくれて、ありがとう~
ぺりえをかたちづくってくれて、ありがとう ぺりえとあゆんでくれて、ありがとう~
~
「ぺりえとひびきあってくれて、ほんとうに、ありがとう!」~

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